私の気になる本たち

私が最近気になっている本をあげてみました。

私の気になる本たち

赤ちゃん絵本

2〜4才向けですが、カラフルな色使いで、もっと小さな子でも食い入るように見ています。お薦めです。
きんぎょが にげた / 五味 太郎 かぶさんとんだ / 五味 太郎

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homy

Author:homy
以前はアパレルで長時間労働しとりました。
ついこの間まで独身かと思いきや、気づけば一児の母に。仕事、週一で復活しました。都内の某接骨院にいます。
やりたいことがありすぎて、体がひとつしかないことが悩みのタネ(笑)

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2007/01/28 (Sun) 10:17
頭のよい子が育つ家☆☆☆

子供を持つ親なら、まずタイトル惹きつけられますよね。
「頭のよい子」とはどんな子なのでしょう?頭のよい子は、「勉強のできる子」ではありません。このタイトルの指す「頭のよい子」とは、好奇心が強く、物事をよく観察し、考え、問題があれば果敢にチャレンジする、感性と想像力に優れた子だそうです。
エコス・コーポレーション代表の著者が、私立難関中学の受験に成功した子供達の暮らす家の実例を交えながら、その秘訣を紹介しています。まず大前提とされるのが、問題家族のコミュニケーションです。なぜ、コミュニケーションが重視されるのでしょうか?それは、現在の有名中学の入試が暗記力を必要としているのではなく、自分の考えをまとめ上げる思考力、伝える力、すなわちコミュニケーション能力を必要としているからです。そのため、家族のコミュニケーション力を上げるための住居スペースを、いかに工夫して作っていくかというのが非常に重要になってくるわけです。「頭のよい子が育つ家」では、これを実現し実践するための具体例を紹介していました。
養老猛司氏の言葉を借りていうなら「脳とからだのバランスがとれた健全な人間、を育てるための居住空間」ということになるのでしょうか。近頃耳にする、青少年の犯罪の温床となり得るような子供部屋を作らないためにもこの本はとても役に立ちそうです。
また有名中学に合格した子の例で、面白かったのが、移動式勉強机を活用して家の中を放浪しながら勉強している子の話です。これがお母さんの動線にぴったりはまっているんだそうです。環境を変えることで気分を変え、勉強に集中するときは徹底し、時にはお母さんと会話をしてコミュニケーション能力、考える力を身につけていくのでしょうね。人間力をつけていく上で効率のいいやり方ともとれます。この本に登場する子のほとんどがこんな風に子供部屋にこもって勉強するのではなく、リビングやダイニングなど、家族が必然的に集まるところで勉強しています。こうなると家族の団欒のできるスペースをうまく確保して、いかに子供部屋に閉じ込めないようにするか、というのがカギになりそうです。とても面白い本なので、子供を持つ親に読んでもらいたい一冊でした。
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頭のよい子が育つ家 頭のよい子が育つ家
四十万 靖、渡辺 朗子 他 (2006/08/10)
日経BP社

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2007/01/17 (Wed) 17:45
ああ正負の法則☆☆☆☆

久々の更新です。
美輪明宏さんの本を読みました。実はダンナが買った本なのですが、先に読んでしまいました。
「正負の法則」面白かったです。私も30年やそこら生きてきて、この「正負の法則」はうすうす感じていました。
裕福で、エリートで、他人がうらやむような家族でも、実は家庭内で深刻な問題が起こっているケースなんて沢山あるんじゃないでしょうか。例えば、歯科医宅で起きたバラバラ殺人なんか、まさにこれに当てはまると思います。裕福でエリートというのが正、家庭内の不和、息子が殺人を犯すというのが負。こんな風に、いいことばかりが続いていると、正負の法則が働いて、必ず悪いことが起きるのです。ですから、他人をうらやんだりすることは馬鹿げています。他人をうらやむということは、その人のよい一面しか目に入らず負の部分が目に入っていないんです。その人の負の部分を背負い込む覚悟なんてないのに。
この本の中で私がなるほどと思ったことを紹介しようと思います。美輪さんによると、「家族の愛情とは、共有して来た時間の中で起きた喜怒哀楽の思い出に他ならない。例え他人同士であってもそれがあれば<家族>です。本当の<家族>とはそれなのです。それがない場合は、例え血縁関係者といえども<赤の他人同士>」なんだそうです。歯科医のエリート家族も赤の他人同士だったのでしょうね。
こんな具合に、この本を読んでいくと、人生の端々で起こる出来事の理(ことわり)や因果が何となく分かってきて、ああそうだったのかという気持ちになってきます。ホント人間の人生ってよく出来てるな〜と思います。何事もほどほどがいい訳ですね。
あと、負とともに生きる知恵というのがあります。悪いことは長く続かないし、そのかわりよいことも長くは続きません。だからよい事があったときに、施しなどをして自分から意識して負を作るようにするとよいのだそうです。そうやって先回りをことによって、予期しないものすごい負に悩まされないのだそうです。仏教でいう施餓鬼供養、他人に施しをする行です。情けは人のためならずって、本当ですね。でもこれって、「金持ち父さん貧乏父さん」の儲かったら、社会に還元するという、アレにも似てますね〜。面白いです。
人間関係での注意や避けておくべきことなど、生きる上で役に立つヒントが沢山載っています。
もし今あなたが、とても悩んでいたり苦しんでいるなら、この本を手に取ってみてください。ちょっと心が楽になるはずですから。
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ああ正負の法則 ああ正負の法則
美輪 明宏 (2002/04)
PARCO出版

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テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

2006/12/15 (Fri) 22:09
子育てハッピーアドバイス☆☆☆☆

最近、キレル子供に限らず、取り返しのつかない問題を起こす子供が増えているような気がします。そもそもなんでこんな事件が起きるのか?と首を傾げてしまうこともあります。
その疑問を打ち消してくれるのが、この本ではないかと思います。
子供に心配な症状が出るのは、しつけがなされていないからでも、わがままに育てたからでもないそうです。それは「子供の自己評価の、極端な低さ」に起因しているそうです。「自己評価」とは、自分は生きている価値がある、大切な存在だ、必要とされている、という感覚。生きていく上でいちばん大切なこと。この安心感を持てなくなると心配な症状や気になる行動をとることになるんだそうです。今、多発している学生の自殺などもこれにあてはまりそうですね。
「存在価値のある人間なんだ」という気持ちを子供達の心に育てていくにはどうしたらいいのか、そのヒントがこの本で見つかります。
忙しさにかまけて、子供に愛情を注ぐのを忘れていませんか?これを読んで反省する人も、結構いるのではないでしょうか。
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子育てハッピーアドバイス 子育てハッピーアドバイス
太田 知子、明橋 大二 他 (2005/12)
1万年堂出版

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2006/12/10 (Sun) 18:44
岳物語☆☆☆☆

ベストセラーだったので、ご存知の方も多いと思います。薦められて読んだのですが、非常に面白かったです。「岳」とは、椎名誠さんのご子息、このちょっと乱暴で釣りバカな、岳君にまつわる話が書かれています。
椎名さんのことを岳君は「おとう」と呼んでいます。なんで、さんをつけないのか聞いてみると、「さんをつけるほど偉くないからだ」そうです。なんかおかしいですね(笑)
世間一般では学習塾に通わせて、いい大学に入れればいいと思っている親が少なくないと思います。しかし、勉強よりももっと大切なものがあるんじゃないかと思うんです。椎名さんの父と子のやり取りがとても生き生きとしていて、子供は少しくらい乱暴でエネルギーが満ち満ちているほうがよっぽど人間らしく、健全なんじゃないかと思ってしまいました。たくましく生きて行くためのノウハウの方が重要、勉強なんか二の次でいいじゃない・・・と思ってしまうのです。
子供のいない人が読んでも面白いと思いますが、子育てしている人が読むともっと面白いんじゃないかと思います。
子育てって、なんて驚愕と波乱と喜びに満ちているんだろうと、この本を読んで思ってしまいました。
解説は、先日亡くなられた斉藤茂太氏が書かれています。
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岳物語 岳物語
椎名 誠 (1989/09)
集英社

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2006/12/08 (Fri) 00:56
病気にならない生き方☆☆☆

帯に50万部突破って書かれていたから、こりゃ読まなきゃと思い実際読んでみました。
食生活と生活習慣を中心にして“ミラクルエンザイム”を消耗しないでいかに食事で補ってやるかということが寿命を大きく左右するそうです。さて、この“エンザイム”とは何か?“コエンザイム”なんかは聞いたことありますよね?酵素のことです。酵素とは、人間の生命維持活動に必要不可欠なもので、食物の消化、吸収、分解などをおこなう触媒のことです。これで、たんぱく質をアミノ酸に分解したりするわけです。エンザイムには必要に応じて特定のエンザイムを作る酵素の原型があるのではないかと、著者の新谷弘実氏は考えています。これを“ミラクルエンザイム”と呼んでいます。
この“ミラクルエンザイム”を出来るだけ消耗させずに補ってやれば、病気にならないというんですが、これがなかなか難しいんですよ。まず食事を改善しなければならないんです。
・植物食と動物食のバランスは85対15
・全体で穀物・豆が50%、野菜・果物が35〜40%、動物食が10〜15%
・穀物に関しては精製していないものを選ぶこと
・植物はどれも精製していない新鮮なものをなるべく自然な形で摂る
・牛乳・乳製品は出来るだけとらないこと
・マーガリンや揚げ物は避けること
・よくかんで少食を心がけること
どうですか?質素だった昔の生活に戻ればいいってことだと思うんですが、現代人が実践するにはちょっと難しいですよね〜。最近ではスローフードとか、マクロビオテックなんて言葉が注目を集めているようなので、この辺を上手く生活に取り入れたらよいのではないでしょうか?
あと著者が胃腸内視鏡学の専門なので胃腸の“がん”について結構触れられています。今危機的状況に陥っている方には読んだほうがいいかもしれません。ここに辛い放射線治療とは違った治療方法を見出すことが出来るかもしれないからです。(ただ末期まで行ってしまった方には結果は期待できないかもしれませんが)
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病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- 病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-
新谷 弘実 (2005/07/08)
サンマーク出版

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2006/12/06 (Wed) 18:53
沈黙☆☆☆☆

遠藤周作さんは時々読むんですが、クリスチャンということもあり、宗教をテーマにした作品が多いですね。今回もキリスト教がテーマです。
私にしてみれば、キリスト教は、大国が仕掛けた植民地化を推し進めるための一種の手段としか考えていませんでした。あまりキリスト教自体に興味がなかったせいもあるかもしれません。
しかし、キリスト教信仰の裏で沢山の血と涙が流れた時代があったんです。棄教しないものは殺されたり拷問されたり、この拷問がまた酷い。なかでも“穴吊り”という方法は縄で体をぐるぐる巻きにされ逆さ吊りにされるのですが、耳の後ろに穴を開け頭が充血してすぐに死なないようにするもの。苦痛を長引かせるために考えられたもっとも残酷な拷問です。
こんなことが繰り返される時代に布教活動のために遠い異国からやってきた教父、そしてその彼の後を追ってきた司祭たちの悲劇的な運命は、とても苛酷なものだったに違いありません。そのなかで信仰とは一体何なのか、その意味を考えさせられます。答えなんかありませんよ。私の考えに関して言えば、精神は誰のものでもないのだから例え他人に蔑まれても、自分が信じるものを守っていけばよいだけじゃないですか。多分。幸せな時代に産まれた私達、命を粗末にしちゃいけませんよ。もっと一生懸命いけなきゃいけないなと再認識させてくれる本でした。
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沈黙 沈黙
遠藤 周作 (1981/10)
新潮社

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2006/11/28 (Tue) 16:34
初ものがたり☆☆☆☆

最近、宮部みゆきさんに偏って読んでるな〜と思いながらも止められないんですよね。だって宮部さんの書くのって裏切らないんですもん。
今回のも面白かったです。『本所深川ふしぎ草紙』で登場した回向院のだんなが遭遇する難事件。事件といってもミステリーとかそういうのじゃなくて、深川に生きる町人達のドラマが中心に書かれているのでミステリーを期待して買った人には物足らないかもしれませんが、ミステリーとはまた違ったいい味があるのです。ドラマはもちろん、江戸の風情というか、美味しそうな食べ物が出てきたり。今回は鰹やら白魚やらの『初もの』でした。まだ余韻に浸ってます。何だか速独するのがもったいなくて、じっくり読んでしまいましたよ。
残念なのは、連載していた雑誌が廃刊となってしまったためこのお話の続きが書かれていないということ。宮部さん本人があとがきで長いスパンで楽しみながら書いてゆきたいとおっしゃっていたので、期待して待ちたいと思います。
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初ものがたり 初ものがたり
宮部 みゆき (1999/08)
新潮社
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2006/11/25 (Sat) 14:58
白い人・黄色い人☆☆☆

先日、築地本願寺でお経を上げてもらっていたら、悲しくも無いのに涙が出てきました。これが浄化というヤツなんでしょうか?あんまり宗教というものは信じていない私でしたが、このときばかりは神妙な気持ちになりました。
宗教の中でも、キリスト教に馴染みの薄い私にとってはちょっと難解なテーマの作品でした。
“白い人”は芥川賞受賞作。第二次大戦中のドイツ占領下醜悪な主人公が神学生をナチ拷問の場に追い詰めるという内容。“黄色い人”は友人の婚約者を良心の呵責もなく犯す青年の倦怠、友人の神父を憲兵に売った白人の元神父の葛藤を描いています。
神の意味、信仰とは何なのか問う作品です。
どちらもやるせない気持ちになる作品なのですが、まだ後者の方が救いがあるかな〜。でもあれですよね。この青年のように、面倒なことに関わりたくないっていう気持ち、多くの人が持っているのではないでしょうか。そんなことを思いながら、自分の中にも冷めた無関心さを発見し何やら苦〜い気持ちになってきました。
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白い人・黄色い人 / 遠藤 周作

2006/11/21 (Tue) 21:09
かまいたち☆☆☆☆

第十二回歴史文学賞佳作となった作品。
堅苦しいこと抜きにして、素直に面白かったです。
宮部みゆきさん=ミステリー小説、と思っておられる方もいらっしゃると思いますが、時代小説もなかなかのもんです。言葉使いや雰囲気もいなせな感じがあって、読み進めるうちに、まるで江戸の街角に立っているような気分になってくるんですよね〜。
人間ドラマを軸に思いがけない展開になったり、いつも退屈させないんです。
私のお気に入りは“騒ぐ刀”ですかね。
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かまいたち かまいたち
宮部 みゆき (1996/09)
新潮社

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2006/11/16 (Thu) 18:51
地下鉄に乗って☆☆☆☆

今週、NHKのスタジオパークに浅田さんが出ていてちょっと興味があったので読んで見ました。
ある日、地下鉄の階段を上がると三十年前の風景。そこで、かつての父や亡くなった兄に遭遇する。知らなかった父の人生。知らなかった兄の自殺の理由。交錯する家族の経緯。
家族って、血が繋がっているだけで当たり前のように一緒に暮らしている。しかし、家で見ているのだけが本当の姿なのだろうか?実は自分が知らないもっと違った面があるのかも知れない。一面だけ見て好きとか嫌いとか。誤解されたまま最後を迎えるとしたら・・・やっぱり悲しいですね。
ノスタルジーを醸しながらも、家族、恋人との何気ないやりとりにほろりとくる、切ないお話でした。
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地下鉄(メトロ)に乗って 地下鉄(メトロ)に乗って
浅田 次郎 (1999/12)
講談社

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