ベストセラーだったので、ご存知の方も多いと思います。薦められて読んだのですが、非常に面白かったです。「岳」とは、椎名誠さんのご子息、このちょっと乱暴で釣りバカな、岳君にまつわる話が書かれています。
椎名さんのことを岳君は「おとう」と呼んでいます。なんで、さんをつけないのか聞いてみると、「さんをつけるほど偉くないからだ」そうです。なんかおかしいですね(笑)
世間一般では学習塾に通わせて、いい大学に入れればいいと思っている親が少なくないと思います。しかし、勉強よりももっと大切なものがあるんじゃないかと思うんです。椎名さんの父と子のやり取りがとても生き生きとしていて、子供は少しくらい乱暴でエネルギーが満ち満ちているほうがよっぽど人間らしく、健全なんじゃないかと思ってしまいました。たくましく生きて行くためのノウハウの方が重要、勉強なんか二の次でいいじゃない・・・と思ってしまうのです。
子供のいない人が読んでも面白いと思いますが、子育てしている人が読むともっと面白いんじゃないかと思います。
子育てって、なんて驚愕と波乱と喜びに満ちているんだろうと、この本を読んで思ってしまいました。
解説は、先日亡くなられた斉藤茂太氏が書かれています。
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